検疫パスで分かる・・・ドタバタフィリピン
フィリピンに住んでいる方なら、説明は不要
しかし、日本に住んでいる方には、少し必要
今日は、我がバランガイが発行した
「Community Quarantine Pass」の話
そのまま訳すと、コミュニティ検疫パス
1家族で1枚発行される
これが無いと、パレンケ(市場)
場合によっては、Puregold(スーパー)、SMサンパブロ(ショッピングモール)
に、入る時も必要
バイク、車に乗っていても、検問があると、提示が必要
まずは、サンパブロ市があるラグナ州の
ロックダウン状況

3月17日から5月15日の、約2か月間
厳しい規制のあった、ECQ(Enhanced Community Quarantine)
私の住んでいるビレッジも、ゲート封鎖
原則的に、住民しか出入りできない
勿論、パスが無いと、買い物も出来なかった
まず、渡されたパスは

日付限定の、1日パス 2日分
これは、ゲートのガードが、家まで持ってきてくれた
コピー用紙に印刷し、ハサミで切り取ったみたい
真っ直ぐに切れていない
バランガイが、慌てて作ったのだろう
名前も、出かける場所も、目的も書いていない 白紙状態
次にもらったのが、このパス

手書きで、行く場所(マーケット)と、目的(食料品買い出し)
使える日が限定
しかし、その下に、使える曜日が印刷されている
どちらが正しいか まだ、バランガイは混乱していた

次にもらったのは、同じ様式
しかし、期限が4月30日まで
1日パスだと、作るのに、バランガイ、忙しすぎるからだろう
でも、依然として、白紙状態
バランガイ、人手不足か
日本のゴールデンウイーク中に、貰ったのは

今度は、私の名前まで、書いている
手書きなので、その横に、うちのカミさんの苗字を書き込んだ
全然、問題なし
期限は5月一杯
相変わらず、紙きれ
6月1日からは、GCQになり、規制が緩んだ
それでも、パレンケなどは、まだパスが必要
その時貰ったのは

大きく変わった点は、用紙が大きくなり
パスらしくなった
そして、名前などは、タイプ
ようやく、中央から様式の指示が出たのか
よく見ると、検疫パスでは、ない
単なる、バランガイ証明書になっている
何が違うんだろうか
説明は、一切なし
使える日付が書いてあるが、全く意味がなかった
6月中は、いつでも使えた
7月になると、もっと規制が緩い
MGCQ
検疫パスも、バランガイ証明書も必要なくなった
このまま、New Normal(新しい生活様式)になるかと、期待したら
GCQに、逆戻り
その時は、古いパスも使えた
ドンドン事態は、悪くなり
8月4日から、MECQ
またまた、検疫パスが復活
昨日、バランガイオフィスで、貰ってきた

新しい検疫パスは、少し改善している
用紙は、バランガイ証明書と似ている
でも、以前の紙片よりマシ
また、発行番号が、振ってある
バランガイ証明書と、同じ番号
ようやく、誰に発行したか、記録し始めたのだろう
一番の改善点は
発行日は書いてあるが、期限が無い
と言う事は、一生、この検疫パスを使えって事
何回も、バランガイオフィスに行く必要が無くなった
検疫パスを発行し始めてから、約5か月
ようやく、当たり前なものになってきた
こんな、ドタバタ劇 うちのバランガイだけかな?
マニラのマンゴーさんの、検疫パス
顔写真入りで、ラミネートされている
なんで、そんなに差が出るのだろうか
お金のあるバランガイと、貧乏なバランガイの違いだな
きっと
検疫パスの、遍歴を見て、フィリピンの狼狽ぶりが、よく理解できた
↓↓↓ 「検疫パスはこれでOK。後はコロナウイルスだけね。クリックしてコロナ退散を祈願してね。」と、うちのカミさんが言っています。



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ラミネーターがあったら、検疫パスをラミネートするのにな

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