サンパブロ封鎖の状況(配給編)
サンパブロ市内、と言うか、ラグナ州全体の学校の一斉休校が
3月16日から始まった
その頃は、外出も平気で出来た
次の週になると、学校は4月中旬まで休校
チェックポイントが出来、買い物もしにくくなった
でも、まだ市内の人の動きは、比較的自由
スーパーも、商品が普段通りあった
3月27日(金)に、突然、コメが配給された

米約3キロ ばあさんが、市長からと言っていたが
個人的なものか、分からない
この米3キロは、その日に、メルおじさんにあげた
考えてみると、うちのカミさんの親戚、ほとんど貧しい(考えなくても)
その日暮らしで働いている
仕事があれば、皆幸せそうだが 今回は、違う
突然の、都市封鎖
ほとんどの親戚が、仕事なし と言う事は、収入ナシ
まぁ、皆工夫して、小銭は稼いでいるみたいだが
でも、ほとんどの人は
都市封鎖 → 仕事ナシ → お金なし → 食べ物ナシ
こうなってしまう
アメリカとか、先進国が行っている、経済対策とは次元が違う
食べる物がない世界
今朝早くから、外が騒がしい
ビレッジが封鎖されてから、騒音が無かったのに
休みだと、へたなカラオケが聞こえてくるのに
無くなって、喜んでいた
何だと思って、2階から覗いてみると

トライシケルと、その後に救急車
じいさんばあさん、何かもらっている
救急車には、急病人ではなく、配っている物資が積み込まれている
急病人でたら、どうするの?
まぁ、救急車呼ぶ人、少ないから大丈夫か 高いからね
1階に下りて、何が配られたのかを、見て見ると

やはり、米3キロ
今回は、その中に、小さな缶詰が、2缶
米の割には、オカズが少ない
オカズは自分で買えって事か
居候ミーア曰く
ドゥテルテ大統領が、お金をたくさん出しても
メイヤー(市長)が、半分取ってしまい
バランガイチェアマンが、またその半分
そして、デリバリーする人も、搾取
結局、届くのはお米だけ
本当かどうか分からないけど、フィリピンでは、大いにありそうだ
さっき、ばあさんに、今日もらったお米、誰にあげるの、と聞いたら
美味しいかどうか、食べてみる
あのね~、ばあさん
まだ家には、50キロ以上、お米あるでしょ
困っている人に、あげたら?
一人占めしなくても、いいのに・・・
ところで、この配給、ずっと続くのかな?
皆さんの、バランガイは、どうしてますか?
↓↓↓ 「都市封鎖で何もすることないアナタ、クリック押したらどうですか。」と、うちのカミさんが言っています。



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