扇風機修理のプロ
扇風機修理屋のサンパブロのモトで~す
今日は、モーターの分解の講義です
な~んて、悠長な事言ってられない
午後、自分の部屋に戻って、扇風機をスイッチオン
なのに、羽根が回らない
スイッチを強にしても、回らない
コンセントが抜けたかな プラグはしっかり差さっている
むっ、マズイ
スイッチを入れると、モーターは振動している
電気は、モーターまで来ている証拠
となると・・・
カバーを外し、手で羽根を回すと
固い かなり固い
これじゃ、回るはずがない
潤滑油を差しても、回りっこない固さ
カバーを外して、裸にした
この状態にして、シャフトを回しても、ダメ
となると、モーター内部が原因
この扇風機、モーターの分解が困難
ネジが使われていない
カバーの爪で留められている

スチールの爪を、外す必要がある
ネジと違って、元に戻らない可能性がある
そうすると、この扇風機はオシャカ
でも、カバーを取らないと、何も出来ない
壊す覚悟が出来た
扇風機は、そんなに高くない
この前買った、うちの娘の扇風機 1,300ペソ(約2,700円)
壊れたら、買い替えれば良い
思い切って、爪をマイナスドライバーで、押し上げた
おっ、意外に簡単だ
持ち上がった爪を、先の細いペンチで
曲がった部分を、真っすぐに伸ばしながら、更に持ち上げる
それを、5箇所
そうすると、モーターの後ろのカバーが外れた

モーター内部には損傷が見当たらない
シャフトは、スムースに回る
となると、取り外した、後ろのカバーに問題がある
軸受部分を見ると

ちらっと見たら、軸受けの一部が欠けている
じっくり見たら、軸受けが曲がっている
シャフトに、軸受けの端が当たり、それがひどくなって、回らなくなった
軸受に、ドライバーを差し込み、動かしてみると
意外に簡単に、動く
軸受が外れたのかなと、思ったが
カチットはまらない 前後に動かしても、はまらない
軸受は、元々ある程度動くようになっていたのか
設計者じゃないので、理解できない
取り敢えず、軸受けを、シャフトに水平になる様に調整
内部をきれいにして、潤滑油を差して、元通りにした
組み立て直して、スイッチを入れたら、勿論OK
今も快適に回っている
いや~、扇風機修理のプロフェッショナルだな 私は
でも、何故、軸受けが曲がったかは、分からない
という事は、再び、同じ障害が発生する可能性あり
やっぱり、プロフェッショナルじゃないな
皆さん、私に、扇風機の修理頼んでも、ダメですよ
修理後、2、3日は快適ですが その後は・・・ ですから
↓↓↓ 「あなたKTVのプロフェッショナルですって。何が得意なの?クリックは素人で良いから押してね。」と、うちのカミさんが言っています。



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