クリスマスはドネーションの季節
昨年の12月、クリスマスの前週、顔に見覚えのある親戚が、友人と一緒に家に来た
その友達が私に会いたいと言っているので、イヤイヤ2階から降りていった
何か嫌な予感がしていたけど、やはり当たっていた
ドネーション(寄付)の依頼
その友達、学校からのレターを私に見せ、学校で寄付を集めていると説明
こちらは、まだフィリピンに移住して1か月 フィリピンの事、まったく分かっていない
勿論、寄付なんてしたことがない
友達を連れてきたちょっと遠い親戚に、 「どの位、寄付すればよいの?」と聞いたら
「あなた次第」
こうなると弱い 世間相場を知らない そして、あなた任せ
トライシケルで来たら、それで100ペソ近く使う
と言うことは、300ペソじゃ、ちょっと役不足かな 500ペソにしよう
と思い、2階に上がってサイフを見たら あいにく1,000ペソ札しかない
お釣りをくれ、とも言えないし 「えい、日本人の度胸を見せよう」と、 1,000ペソ渡した
寄付なので、自分の稼ぎにならないから、あまりうれしそうな顔しないで、帰って行った
その日の夜、 スカイプでうちのカミさんに話したら
怒る怒る・・・激怒!
そんな大金を寄付するなんて、馬鹿じゃないのと大声で怒られた
ばあさんも、おっかさんも、怒られていた
そのせいか、今年はその親戚、寄付をもらいに来ていない
うちのカミさん、おっかないからね
でも、その代わりに、 今年は、うちの娘の学校から寄付の依頼
レターを見てびっくり
期間指定で寄付の細かい指示

12月3日~4日 1キロのお米と麺類
12月5日~6日 缶詰
12月7日 砂糖とコーヒー
こんな調子で、12月14日まで続く
毎日、少しずつ持ってこいとの意味
そんな面倒なこと出来ない
食料は、まとめ買いして、段ボールの詰め、10日に持って行った
お米は、家にあったのを入れた
スーパーに払ったお金は、460ペソ(約960円)
しかし、コーンビーフの缶詰は、ミーナおばさんが「これは高い缶詰」と、箱から抜かれた
61ペソ 約130円 確かに高い 残りのイワシの缶詰は、その1/4
結局、コンビーフの缶詰は家で食べた
運んだ箱には、無記名だと、何となく損した気分になったので
マジックインキで「From xxxxx Family」と書いた
寄付なんだから、名前なんて、みみっちかったかな・・・
クリスマスのドネーション
これで終わるわけではない
クリスマス当日、現金の大口寄付が待っている
フィリピンのクリスマス、日本の正月に似ているところがある
12月25日に親族が一堂に集まる 料理は、フィエスタみたいにお金を掛けない
スパゲッティがメイン
その代わり、 お年玉がみんなの目的となる
つまり、フィエスタは食べる事、クリスマスは寄付をもらう事がメイン
遠い親戚までが、寄付を集めに来る
その場合は、子供一人に付き20ペソ(約42円)
しかし、じいさんばあさん、おっかさん、そしてうちのカミさんの兄弟、おじさんおばさん、その子供
少し金額が上がる 封筒に新札を入れ手渡す
昨日は、銀行で新札を 今日は、SMサンパブロで封筒を手に入れた

お年玉を手渡すとき、必ず「うちのカミさんから」と言う
こうすれば、うちのカミさんがフィリピンに戻ってきた時
「もう日本で仕事していないから、お年玉はなし」と言い訳できるから
常に、先々のことを考えて行動している
まぁ、そんなけち臭いこと考えなくても良いかもしれませんがね
なにせ、ケチなので・・・
↓↓↓ 「あなた、KTVでクリスマスは封筒に新札よ。目一杯入れなさいね。クリックも目一杯ね。」と、うちのカミさんが言っています。



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