フィリピンでの時刻合わせ
家のリビングにある掛け時計
2年前にうちのカミさんが、パレンケ(市場)の近くの雑貨屋で買った
日本の大型家電店に行けば、何十種類も置いてあるけど
サンパブロの雑貨屋では、数種類
選ばれた掛け時計は、コレ

当然ながら、単三乾電池2本で動く、電池時計
当然ながら、電波時計ではない
文字盤が小さくて見にくい
特に、短針と長針が近くにあると、時間が分からない
私みたいな、老人向きではない
日本で使っている掛け時計
オンラインショッピングで買った
当然ながら、日本製 それも、SEIKO(松田聖子ではありません)
当然ながら、電波時計 1秒も狂いがない

写真を見て決めたので、実際に見たら、ちょっとイメージと違っていた
オンラインショッピングは、まず実物を見て、値段を確かめ
そして、ネットで探した方が良い
写真だけだと、後で後悔することがある
値段が安くても、送料が高い場合は、結局高い買い物になる
送料に気を付けましょうね
サンパブロの掛け時計、少し前まで、15分近く進んでいた
でも、まったく問題はなかった
とりあえず、もうすぐ昼飯だな
ミリエンダ食べるか
そろそろ、寝る用意するか
こんな生活だから、15分違っていても、誰も気にしない
だから、ずっと15分進んでいた(実際は、少しずつ進んで、気づいたときは15分だった)
ところが、最近、誰かが時間を合わせたみたい
2、3分しか進んでいない
何が起きたんだ?
考えてみたら、うちの娘の幼稚園が原因
幼稚園の送迎バス(トラック)が、11時30分に家の前に来る
つまり、11時半までに用意が終わっていなければいけない
いつも、少し遅れてくるので、この前油断をしていたら
なんと、11時半ピッタリに迎えに来た
こちらは、用意が終わっていない
皆大騒ぎ・・・
慌てて、娘にユニフォームを着せ、ソックス、靴を履かせ
ばあさんも、急いで着替え、髪をとかしながらバスに乗った
それ以来、掛け時計は2、3分だけ進んでいる
なぜ、ピッタリ時刻をあわせないのかな、と思ったけど
じいさん、ばあさんには正確な時刻が分からない
多分テレビには時間が出ていなかった
じいさんの、安時計で合わせたのだろう
若者がいたら、もっと正確な時刻が分かったのに
まずは、パソコン
設定にもよるが、ネットワークにつながっていれば、自動的に時刻を合わせてくれる

パソコン用OSは、「NTP」(Network Time Protocol)という仕組みを使って時間を合わせている
NTPでは、非常に正確に合わせられた時計と連動したサーバー(NTPサーバー)に問い合わせ、その時のネットの伝達速度の差を考慮して、できるだけ正確な時間に合わせる(そうだ)
ネットワークにつながっていないスマホの場合も、正確な時刻に合わせられる

「設定」の「日付と時刻」で、「自動設定」をONにするだけ(Windowsの設定も同じようなもの)
携帯電話やスマホでは、「NITZ」(Network Identity and Time Zone)という仕組みを使う
NITZではキャリアが、基地局から電波を通じて、現在日時とタイムゾーン、DST(夏時間などの時間調整ぶん)といった情報を提供する(ようだ)
すなわち、フィリピンでも、スマホを持っている人は、1秒も狂わない時計を持っている
もしかしたら、 フィリピン人、非常に時間に正確になるのではないか・・・
待ち合わせの時間に遅れたら
「5分遅れたね 飯おごれ」と、言われそう・・・
時間に正確なフィリピン人て、本当にいるのかな?
↓↓↓ 「あなた、KTVだけは遅刻しないわね。いいことあるの?クリック押すのは、いい事よ。」と、うちのカミさんが言っています。



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