電動鉛筆削り修理物語
11月21日はうちの娘の誕生日
私からのプレゼントはこれにした

電動鉛筆削り
これに4Bと6Bの鉛筆
そして24色の色鉛筆
うちの娘、包装紙を破り中身を見たら・・・
それでオシマイ
嬉しい顔をしなかった
当たり前と言えば当たり前
学用品を貰ってもうれしくはないだろう
でも人形とかオモチャよりずっとマシ
オモチャなんて数日で飽きてしまう
だから電動鉛筆削りにした
この鉛筆削りクーポンを使ったので
送料込みで614ペソ(約1500円)
そんなには安くない
うちの娘に渡す前に動作確認
単3乾電池4本、またはUSBポート
当然乾電池は買っていない
テーブルタップのUSBポートに差し込んで鉛筆を削ろうとしたが
まるで動かない 動いてもほんの少し
直ぐ止まってしまう
USBポートの電源がおかしくなった
慌ててニッケル水素電池4本購入
誕生日には間に合った
USBポートは充電用かなと思い
今日チェックした

直流安定化電源で5Vにセット
それを鉛筆削りに接続して
削っている時の電流を測ると
なんと1.5~1.7Aくらいになる
これではテーブルタップのUSBポートは使用できない
5V2A用のアダプターを使うと乾電池が無くても削れた
一つ問題が解決
うちの娘が使い始めてから約1か月
既に2回も使えなくなった
デスクの上に置いてあるはずの鉛筆削り
何故か他の場所に
あれ、おかしいな?
と思ってよく見ると
な~んと、オレンジの物体が詰まっている
鉛筆を差し込んでも全く動かない
何が詰まっているんだ
クレヨンでした
うちの娘がクレヨンを削ろうとしたみたい
でも削れない 取り出すと先端部分が中に残った
これは簡単には取れなかった
先が尖ったドライバーで少しずつ削り取った
5分、10分の作業ではない
30分以上かかった キレイに取れるまでには
うちの娘にはクレヨンはダメ
鉛筆、色鉛筆だけにしなさいと言い聞かせた
うちの娘には良い経験だっただろう
普通のクレヨンは普通の鉛筆削りでは削れない
貴重な人生経験
叱る事は無かった
今日うちの娘の部屋に
相変わらず汚い
冬休み中に大掃除するか
と考えていたら、またまた鉛筆削りが違う場所に
今度は何も詰まっていない
削りカスもキレイに無くなっている
あれ? と思い鉛筆を差し込んだら
やっぱり動かない
また何かやったな
でも外観は何も異常がない
電池を充電しても動かない
分解するしかない

部品数は少ないが意外と複雑
鉛筆を差し込むとスイッチオン
削り具合も調整できる
動作原理を理解するのに大分時間が掛かった
メカには弱い
なんとなく動作原理が分かったら
内部は問題なさそう
ネジを取り付け再度確認
でも動かない
削りカスを捨てる時に開ける透明なカバー
これが奥まで入らない これかな?
そしてやっと原因が

中央の刃の部品は交換できる
外すときにアンロックするのが上の矢印のレバー
左に動かすとアンロック
右に戻すと刃がロックされる
これがしっかり右まで回していなかった
それでカバーが奥まで入らない
奥まで入らないと下の矢印のはめ込み部分が奥に入らない
そうするとストッパーが解除されないので刃が回らない
レバーを右までしっかり回したら
カバーがピッタリはまった
そして正常に刃が回り始めた
安い製品でも安全性をしっかり考えて設計されている
今日は、メイドインチャイナ意外と頑張っているな
と感心した日でした
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