日本に戻ってホッとした事
若い頃、数か月の海外出張から帰ってきて
成田空港から、リムジンバスに乗ると
あ~、良かった やっと日本に戻ってきた
早く家に帰りたい と感傷的になった
今回、数年ぶりに、日本に戻ったが
やっと戻れた、とか、早く家に帰りたい、とか
そんな感傷的なことは、全くなかった
どうしてだろうか
歳を取ったから、鈍感になったのか
それとも、期待する物が、無いからか
それとも、フィリピンの生活が、良かったのか
とは言っても、小さなことで、ホッとした
① 肉が入っていても、豪快に噛める
日本では、骨付きの肉は、少ない
わざわざ、骨付き、と書いてある
普通の肉は 鶏肉でも、豚肉でも、牛肉でも
部位が書いてある、肉だけ 骨付きがない場合も、多い
と言う事で、フィリピン人の、うちのカミさんが作る料理でさえも
考える事なく、ムシャムシャ
何故なら、骨が無いから
これは、有難い 料理を、思いっきり、味わえる
ご存じのように、フィリピンでは、肉は骨付きが、当たり前
骨がなさそうだ、と思って、食べると 小骨が、隠れている
だから、フィリピン料理、ムシャムシャ食べれない
歯と舌で、骨を探りながら、食べる
恐る恐る食べるので、骨が気になって、味は半減
フィリピン人曰く、骨が入っていた方が、美味しい
これは、一理ある 骨の髄から、ダシが出る
料理が美味しくなる
日本の場合は、骨などから、ダシを作る
それを料理に使う 骨なしのダシスープ
美味しい料理が出来る
何故、フィリピンの肉は、骨付きか
その理由は、簡単です
肉屋の、手抜き
大きな包丁で、ぶつ切りするだけ

写真の肉屋は、良いほう
サンパブロでは、道路に面した掘っ立て小屋
当然、冷蔵庫なんてない
朝、一頭を解体し、それを、その日に売る
骨から、肉を切り落とす なんて、面倒な事は、考えない
ただただ、ぶつ切り
日本のスーパーで、トレイに入った、キレイな肉を見ると
神々しさを、覚える
骨の事を考えずに、食べる ホッとする
② 柔らかいごはん
サンパブロで、じいさんが、炊くライス
硬い
時々硬すぎて、何を食べているのか、分からない
フィリピンのお米は、硬めが美味しい
な~んて、ウソ
日本人には、少し、柔らか目が、美味しい
日本で、うちのカミさんが、炊いたご飯
柔らかくて、美味しい
炊飯器が、日本製
そして、カップ、目盛どおりに、お米、水を入れる
だから、間違えナシ
じいさん、水の量は、飯盒炊飯
手首の位置で、水の量を測る これは、ダメ
うちのカミさんが、炊いたご飯
臭い、味がいまいち 古米臭い
どこで買ったの?
隣の、業務スーパーの、安いお米
やっぱり
もうすぐ無くなるので、今度は、少し高いお米を買おう
柔らかい、ご飯 ホッとした
注: マニラでは、スキヤキとか、シャブシャブ用の肉
売っているんだろうな
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