フィリピンの結婚記念日
今日は、じいさんばあさんの結婚記念日
英語だと、Wedding Anniversaryと言うらしいが
フィリピン人は、皆、Anniversaryと言っている
じいさんばあさんの、Anniversary なんと、これで55回目
凄いもんだ
といっても、まだMGCQ中
身内だけで、ささやかにお祝いをすると思っていた
まぁ、ケーキを買って それだけかな
朝早く、レイおじさんが、食べ物を持ってきた
それを見たら、いやに量が多い
これじゃ、余ってしまう 食べれない 困るな

祝い事には、いつでも出てくる
パンシット(焼きそば)、スパゲティ(甘いケチャップ味とカルボナーラ)
それに、豚肉料理 ソーパス(パスタスープ)と甘いクチンタ(居候ミーアに聞いた)
それに、今回は、グロテスクな

豚の丸焼き(レチョン) でも、頭だけ
レイおじさん、ケチったな
うちの娘、気味悪がって、近づかない
私も、イマイチ、食欲がわかない
胴体の方が、ずっと良い
こんなに量が多くてどうするんだ
と嘆いていたら
心配ご無用 しばらくしたら、ピックアップトラックの荷台に、人を満載して
教会関係の人たちが、訪れた
ちゃんと、マスクとフェースシールドをしている人もいるが
無防備な人もいる
困るな パーティーなんて、やったら逮捕されるよ
でも、追い返すわけにもいかない
仕方なく、家の中でもマスクをして、隅の方に座っていた

うちの娘に、カウントさせたら
教会関係の人たちが多い、第一波は、25人以上いた
皆、黙食すれば良いのに
フィリピン人、それは出来ない
段々と、話し声が大きくなる
そして、ピークは、ケーキのプレゼントの時
じいさんばあさんに、1個ずつ
上に、じいさん(Lolo)、ばあさん(Lola)と書いてあるプレートが刺さっている
皆が、じいさんばあさんに、プレートを持ち上げてと言う
じいさんばあさん、恐る恐る持ち上げると
あら、不思議! 芋づるみたいに、何かが付いてくる
なにかと思ったら・・・

そう、お札がゾロゾロ(ビニール袋に入っている)
最初は、赤い50ペソ札 さらに、引き出すと
色が変わり、100ペソ さらに、引っ張ると
色が変わり、500ペソ
色が変わるたびに、皆奇声をあげる
じいさん、なんとなく、手が震えている
年のせいか、お金のせいか
そして、最後は

青色の、1000ペソ札
居候ミーアに聞いたら、1個に付き、10,000ペソ(約21,000円)入っていたそうだ
現金入りのケーキ、フィリピンでは、普通に売っている(オーダー)
1,000ペソが出てくると、皆興奮状態
3密、5つの小、そっちのけ
しばらくすると、教会関係の人たちは、またピックアップトラックで、撤収
これで、終わりかと思ったら
今度は、じいさんばあさんの、子供達、孫達
結局、50人くらいは来たみたい
私は、後半は、2階の部屋に、閉じこもり
皆、新型コロナの事、忘れているみたい
確かに、新規感染者は少なくなっているが
油断すると、またロックダウンになるよ
でも、皆の気持ち、分かるな
10か月近く、禁断状態
皆で、集まって、騒ぐ
これが無いと、フィリピン人、生きていけないからな
今日で、少しは、気が晴れただろう
さて、後は、2週間後
バレンタインデーに、どうなっているかだ
若い人も多かったから、無症状の人もいたかも
そうなると、ヤバイ
クラスターが発生しないように、祈るしかない
なんと祈ろうか
ファイザーさま、アストラゼネカさま、モデルナさま
早く私の元に、お越しください・・・
皆さん、こんな危険な事、真似しないでくださいね
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これも、ケーキ
